更年期に起こる外観・外見の変化
更年期になり、女性ホルモンが減少してくると、しわや皮膚のたるみなどの
外見上の変化が現れてきます。
女性ホルモンは、皮膚の中のコラーゲンを増やしてくれたり、肌の弾力を
維持してくれて、そのうえ水分を保ってくれています。
つまり、あなたのお肌を若々しく保つ働きをしてくれています。
閉経後に一番感じるのは、肌の、シワ、たるみ、乾燥が一番多くの人が
変化したと感じるところです。水分の保湿力低下が大きな原因ですね。
次は、髪の毛です。
女性ホルモンの減少に伴い、頭皮のコラーゲンやうるおいが損なわれてしまい
加えて、頭皮の中の血管の血流も悪くなるために、抜け毛が増えてきます。
但し、白髪になるのは、女性ホルモンが関係しているかどうかは、
まだ、解明されていません。
また、代謝が低下するために、体形の変化も大きくなります。
体重は変わらないのに、体形が変わったという声をよく聞きます。
つまり、筋肉がなくなって、代わりにおなかに脂肪がついて、いわゆる
おなかポッコリ体形に変化する人も多くなります。
特に、筋肉の量は、一般的には、1年に1%減っていくといわれています。
つまり、女性ホルモンの量が少なくなることによって、脂肪を燃やす代謝機能が
低下し、口から摂取したエネルギーは、内臓脂肪にたまるために
このような、体形の変化が現れるようになります。
全身のたるみやヒップダウンも、おなじように、多くの人が悩んでいる体形の変化です。